『武器としての決断思考』 (瀧本哲史著/星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)

変化の激しい環境のなかで、メディアや周囲の声に飲み込まれずに、上手く自分で納得いく決断をしていきたい人のための「意思決定」の本。

著者の瀧本氏が京大で行っている授業を1冊に凝縮した内容となっていて、主に20代前半の層に向けて書かれているけれど、30代のわたしにも有益な内容でした。

本書を通して流れている考えは、情報や知識は溜め込むのではなく「判断のため」にこそあるという、まっとうな考え方。ディベートの技術を用いて、意思決定の質を高めていく方法が書かれています。

「判断は質×量×確率で考え、最終的には「主観」で決める。」とあり、個人の哲学を最上位に置く姿勢もまっとうで好感が持てました。

さっそく、本書の考え方を活用し、ある決断を1つすることができました。
読んでみて実りがあり、満足です。


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