2014年4月の読書メーター

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:568ページ
ナイス数:8ナイス

LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。感想
統計やインタビューに基づいて書かれた本なので言いっ放し感もなく、納得できる内容でとても良かった。物資的なものではなく精神的・経験的なものに価値を置くライフスタイルに共感するし納得する。都内在住で立派なキャリアも上昇志向マインドもある人には全然関係ない本だけれども、有名校卒でもなく会社員やってる限りは先が見えてるわたしのような層には胸に来るフレーズがたくさん書いてあって、癒されたし、励まされた。
読了日:4月30日 著者:本田直之
レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)感想
中世からの歴史を概観した上で現在を生きるためのストラテジーが書かれた本。とても面白かった。現実的な人は「<場>と共犯せよ」とか「レイヤーとしての自己」という考えなんて夢想家の戯言だと思うかもしれないけれど、今の日本で暮らしていて大手SNSさえも「怖い」と避けてる知り合いがいる私としては、他人事でもない話だし十分使える考え方だと思った。それに職業や国籍や性別というおおきなくくりだけで判断される時代が終わったのは良いことだし、幾重にも重なったレイヤーの束としての自分として人とかかわっていきたいと思った。
読了日:4月27日 著者:佐々木俊尚
フードコーディネーター SHIORIの 何度でも作りたくなる かんたん朝ラク弁当 (講談社MOOK)フードコーディネーター SHIORIの 何度でも作りたくなる かんたん朝ラク弁当 (講談社MOOK)感想
メイン料理は定番すぎたけど、副菜が参考になった。調味料にめんつゆを使用しているあたりがすごく現実的で実用的だなと感じました。忙しいなかでお弁当作りを続けるためには「いかに楽をするか」が大事と書かれていて、すごく納得。
読了日:4月16日 著者:SHIORI

読書メーター

1月から3月までの読書記録はアナログの手帳にはつけてたものの、読書メーターには登録していなかったため、把握できていない。ということで、4月分のみ更新です。4月は実地に落として実行できる本ばかりを3冊読みました。どの本も具体的なアドバイスが書かれているので、おススメ。

今年度は、冊数は絞って少ない数の本を「丁寧に読む」のが目標です。具体的には、月に3〜5冊程度、年間36〜60冊程度の本を読み、個々の本について感想をまとめていく予定です。

どんなジャンルの本を読んでいきたいかというと、心理系・経済系など今までもよく読んでいた分野に加えて、伝記なども読んでいきたいと思っています。今までは、大文字の「人間」や「世の中」について概観するのが好きだったけれど、今年は、そこで生きる「個々人の現実感」や「個人のライフヒストリー」に興味があり、そのあたりを深めていきたいです。