2013年7月8日 - 2013年7月14日の読書メーター

2013年7月8日 - 2013年7月14日の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1407ページ

■銀婚式

銀婚式銀婚式
篠田 節子

毎日新聞社 2011-12-08
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主人公の高澤は都内の公立進学校出身の努力家型エリートで、初恋の女性と結婚した純情派。だが、勤務先の倒産や離婚などの出来事が起き、順風満帆な人生は次第に波乱含みに。最後は地方の私大の教授に収まる。それも見る人が見れば「都落ち」なのかもしれないが、高澤の人生は、「ふつうのひと」の人生だと私は思うし、苦難に陥ったときに、そっと手を差し伸べてくれる他人がいたことが、生きていく上での希望を感じさせてくれると思った。
読了日:07月14日 著者:篠田 節子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30329728

■無理している人ほど傷つきやすい―満足と不満の心理学

無理している人ほど傷つきやすい―満足と不満の心理学無理している人ほど傷つきやすい―満足と不満の心理学
加藤 諦三

大和書房 2005-02
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胸に刺さる言葉がたくさんあった。私もまた甘えていただけなんだろうな、と反省。負けを認めることができれば、適切な目標を持てるようになるので、適度な勝負をし、適度な達成感を得ることができるようになる。
読了日:07月13日 著者:加藤 諦三
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30299440

■アニバーサリー

アニバーサリーアニバーサリー
窪 美澄

新潮社 2013-03-22
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窪 美澄さんの著書3冊目。前作に続き、家族と性を描くのが上手くて、一気に読んでしまった。読ませる作品。マタニティスイミングの指導員の晶子と機能不全家族に育った真菜。出産と育児は「終わっていく世界」をつなげていくものなのかもしれない。
読了日:07月13日 著者:窪 美澄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30299375


■未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
ちきりん

文藝春秋 2013-06-12
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働き方というよりは「生き方」全般について多くの示唆に富んだ本でした。一昔前は、正社員で定年まで1つの仕事をするのがメインストリームだったけれども、これからは、経済社会環境の変化にどう適応するかによって、海外で働いたり、または、国内外問わずミニマムな生活を選んだりと、人の生き方は多様になっていく。私は今のところ、ミニマムな暮らしを選んで実践しているけれど、40代50代になってからの自分の暮らしは思い描けていない。なので、今後の生き方の参考文献として本書を入れておくことにしました。
読了日:07月09日 著者:ちきりん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30166217


■恋愛嫌い (集英社文庫)

恋愛嫌い (集英社文庫)恋愛嫌い (集英社文庫)
平 安寿子

集英社 2011-10-20
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恋愛至上主義に馴染めない女性たち3人の物語。日常の中で感じていたことが上手に言語化されていて、かなり共感できる話でした。著者は30代なのかな?と思いきや違っていて少し意外でした。ほかの作品も読んでいく予定。
読了日:07月09日 著者:平 安寿子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30166134


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