LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで@六本木ヒルズ・森美術館10周年記念展


森美術館で開催されているLOVE展に大学時代の友人と行ってきました。ランチ後の15時過ぎに行ったので、比較的空いていて、ゆっくり鑑賞することができました。

一番のお目当ては、日本初公開だったフリーダ・カーロの《私の祖父母、両親そして私(家系図)》。海の上に描かれている祖父母は、外国人だということを意味しているそう。

マグリットの《恋人たち》も見たかった作品の1つだったので、今回はじめて見れて満足でした。互いの顔が覆い隠されて「見えない」「恋人たち」。

ゴウハル・ダシュティの《今日の生活と戦争》は、「愛」の儚さや貴重さと戦争の緊迫感を感じさせてくれる作品でした。

そのほか印象的だったのは、ローリー・シモンズの「The Love Doll」シリーズ。日本でラブドールを購入して撮影した写真だそう。男性からの性の対象でしかかなったドールが、見事に人として生まれ変わった姿を見せてくれる。とても温かい作品でした。

この展示会は9月1日まで開催されています。興味のある方はぜひ。

概要】
LOVE展:アートにみる愛のかたち
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53 階
開館時間:10:00 –22:00 |火10:00 –17:00 |*いずれも入館は閉館時間の30 分前まで *会期中無休