フリーダ(2002年)


映画『フリーダ』を久しぶりに観ました。この映画を観るのは2回目。
画家のフリーダ・カーロをモデルにした作品です。主演のサルマ・ハエックとフリーダの雰囲気が似ていて、何度見ても演技に引き込まれます。

バスでの大事故に巻き込まれ、重症を負い、その後も後遺症に悩まされたフリーダ。リベラとの出会いと結婚。彼の浮気癖に悩まされる日々。日常に忍び寄る多くの孤独。映画の中のセリフで「私には事故が2つあった。バスとあなた(リベラ)よ」というのがあって、このセリフが彼女の人生を象徴しているように感じました。

フリーダの作品は、当時、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されていた展示会「フリーダ・カーロとその時代 −メキシコの女性シュルレアリストたち−」で観たのが最初で、その頃から大好きな画家の一人。痛々しいけれど人間に特有の孤独を静謐に描いていると思う。


自画像


ふたりのフリーダ


自画像


宇宙の愛の抱擁、大地(メキシコ)、自分、ショロトル氏

公式ホームページ 
http://frida.asmik-ace.co.jp/

フリーダ [DVD]

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フリーダ・カーロ:痛みこそ、わが真実 (「知の再発見」双書)

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