2012年8月20日 - 2012年8月26日の読書メーター

読んだ本の数:4冊
読んだページ数:952ページ

■独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)独立国家のつくりかた (講談社現代新書)
坂口 恭平

講談社 2012-05-18
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最近読んだ中で最も刺激的だった本。思想の面では、「無意識社会」など用語の定義に疑問が残るものの、ただただその実行力・行動力に脱帽するのみです。35年ローン組んでまで家なんて欲しくないと私も思う派だからこう思うのかな、こういう人が社会を変えていくんだなと感じました。
読了日:08月26日 著者:坂口 恭平
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21601374

■私たちには物語がある

私たちには物語がある私たちには物語がある
角田 光代

小学館 2010-04-28
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これから読みたい本をたくさんみつけることができて、とても満足しました。書評の書き方の参考にも。
読了日:08月26日 著者:角田 光代
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21601232

■白い犬とワルツを (新潮文庫)

白い犬とワルツを (新潮文庫)白い犬とワルツを (新潮文庫)
テリー ケイ Terry Kay

新潮社 1998-02
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最愛の妻を亡くし、死を視野に入れて生きる年代の男性のもとに白い犬が現れるというストーリー。正直、私はそこまで話に入り込めなかったけれど、60歳以上の人が読むと涙腺が緩むのは間違いないだろうなと思った。
読了日:08月24日 著者:テリー ケイ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21557244

■切羽へ

切羽へ (新潮文庫)切羽へ (新潮文庫)
井上 荒野

新潮社 2010-10
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島という空間的に限定された世界で生きる夫婦を軸に島の人たちの人間模様が静謐に描かれている。第139回直木賞受賞作。

印象的な台詞は「バカみたいに踊ったり、やみくもに走ったりすると、どこかに着くような気がするんですよ。あるいはわあっと叫んだとたんに、トランプが裏返るみたいに、今までいたのとはべつの世界に自分は立っているんじゃないか。そういうことが起きるんじゃないかという期待を捨てられないんです。そういうことってありませんか」(p131)
読了日:08月24日 著者:井上 荒野
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21557170