2013年7月29日 - 2013年8月4日の読書メーター

読んだ本の数:2冊
読んだページ数:408ページ

■「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)
森博嗣

朝日新聞出版 2013-05-10
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「楽しさを演出する時代」に生きている私たち。「やらなければならない」ことをも「楽しんでやれ」と条件付けされる。それが「好きでなければやらなくてもよいという考えへ転換されていく。離職率も上がるわけだよなあ、ふむふむ。「生きていくには働くのが一番簡単な道」「本当に楽しいことは人に話す必要はない」という主張は完全に同意。「狭い範囲で選ぼうとしていないか?」「社会はこれからどうなっていくのか?」という視点を持つことの大切さ。人は働くために生きているわけではない、当たり前のことが新鮮な切り口で書かれている本でした。
読了日:08月03日 著者:森博嗣
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30811050

■図解でわかるはじめての自己分析―いまの自分が見えてくる心理学

図解でわかるはじめての自己分析―いまの自分が見えてくる心理学図解でわかるはじめての自己分析―いまの自分が見えてくる心理学
榎本 博明

日本実業出版社 2003-11
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現代はアイデンティティ拡散の時代らしい。モラトリアムを維持しながら自己実現を求め続ける「プロテウス型人間」。わたしも当てはまるなあと思った。この本ではモラトリアムの積極的側面についても触れられているので、モラトリアムなかなか抜けられないなあとか何か悩んでいる人にはおすすめです、ただの適応戦略なのかもしれないです、モラトリアムは。
読了日:08月03日 著者:榎本 博明
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30810906


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