2012年10月の読書メーター

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3778ページ
ナイス数:21ナイス

おひとりさまの「法律」おひとりさまの「法律」感想
いつか必要になるだろう法律知識がコンパクトにまとまっている。購入予定。
読了日:10月26日 著者:中澤 まゆみ,小西 輝子
オートフィクションオートフィクション
読了日:10月26日 著者:金原 ひとみ
何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)
読了日:10月25日 著者:中村 文則
女はかくもままならぬ女はかくもままならぬ感想
中村うさぎさんのエッセイ集。痛快で面白い。確かに「手に入らないものを夢見て悪あがきすることって苦しいけれど退屈しない」。「諦めて平穏無事」な人生が始まるのはいつになることだろう、自分。。
読了日:10月22日 著者:中村 うさぎ
早稲女、女、男早稲女、女、男感想
毎度ながら柚木さんの作品は非常に読みやすい。早稲田、青学、立教、慶應学習院、日本女子と、都心の大学生の恋愛や生活が軽快なテンポで描かれている。私は都心の大学でもこれらの大学出身ではないので、本当にこういうキャラの人が多いのかどうかは判断不可能だけれど、これから大学選びをする受験生におススメ、何かの参考になるかも。
読了日:10月18日 著者:柚木麻子
人はなぜ心を病むか―思春期外来の診察室から人はなぜ心を病むか―思春期外来の診察室から感想
精神科医である著者の臨床現場からの実感のこもった言葉がたくさん詰まっている本。30年前の本だけれど、今でも全然古くない。人の苦しみというのは30年ごときでは変わらないのがよくわかる。
読了日:10月18日 著者:吉田 脩二
三月の招待状 (集英社文庫)三月の招待状 (集英社文庫)感想
30代半ばの女性の大学時代の友人だちとの交流。離婚式。昔の恋人。結婚。仕事。いつもながら冷徹なまでの人間観察力を感じる作品。約10年前の大学時代を思い起こしながら読んだ。
読了日:10月18日 著者:角田 光代
嘆きの美女嘆きの美女感想
嘆きの美女というホームページで出会った美女たちと、そのページのアンチの耶居子の物語。柚木さんは女の子同士のあいだにある甘くて苦い雰囲気を描くのが本当に上手い。テレビドラマになりそうな予感。
読了日:10月17日 著者:柚木麻子
経済は感情で動く―― はじめての行動経済学経済は感情で動く―― はじめての行動経済学感想
行動経済学の入門書。この手の本は、過去にだいぶ読んでいるけれど、他の類書と比べると読みやすいほうだと思う。ただ、途中まで面白く読めたけれど、例題が多すぎて疲れてしまった。。また再読する予定。
読了日:10月14日 著者:マッテオ モッテルリーニ
空中庭園 (文春文庫)空中庭園 (文春文庫)感想
郊外に暮らす家族の物語。ディスカバリーセンターという郊外型ショッピングモールの存在がすごくリアル。秘密は無しという表向きの家訓とは裏腹に、みんな各自の秘密を抱えている。こんな話を書けたらもう死んでもいいというくらいよく描けていると思った。極上の読書タイムでした。
読了日:10月14日 著者:角田 光代
幸せな結婚はパンケーキの匂いがする幸せな結婚はパンケーキの匂いがする感想
38歳にして美形の夫を得たフードライターの結婚生活と、亡くなった祖母の過去の恋と結婚生活の回想記が交互に綴られていく。結婚はゴールではなくスタートに過ぎない。翻訳もとても読みやすかった。
読了日:10月14日 著者:モラグ・プランティ
夢をかなえる勉強法夢をかなえる勉強法感想
メンタル面に比重を置いた本。私には真似できないと感じた。ただ、勉強を始めるときに、「合格体験記を書く」というのは実践しようと思えた。
読了日:10月7日 著者:伊藤 真
天才!  成功する人々の法則天才! 成功する人々の法則感想
非常に面白ろかった。こんなに面白いなら、もっと早くに読めば良かったと少し後悔しつつ、最後まで堪能しました。10000時間の法則に、文化の遺産が加われば成功に近づくという教え。
読了日:10月7日 著者:マルコム・グラッドウェル
アッシュベイビーアッシュベイビー感想
愛しているから殺して欲しい、という主人公の内面と行動の支離滅裂さ。獣姦や幼児虐待などディテールがどす黒いのと対照的に、主人公は「愛」を求めているという逆説。選択が自由であるぶん、その自由さに圧倒されてもがき苦しみ、何か(たとえば「愛」)に向かって自己を投げ出したくなる衝動。この日本のどこかにある話だと感じた。
読了日:10月6日 著者:金原 ひとみ

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