2012年8月の読書メーター


読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3898ページ
ナイス数:94ナイス

ひと月9000円の快適食生活ひと月9000円の快適食生活
とあるブログで紹介されていて読んでみたけれど、予想と大幅に内容が異なっていて、ちょっとガッカリ。。既に実践していた事が多く載っていたというのもあるし、それをしてしまうのは、ちょっと私のライフスタイルとは違うなぁという項目もあったりした。
読了日:08月30日 著者:魚柄 仁之助
下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち
労働倫理が消費や経済の文脈で解釈されていることが問題の根だと指摘されていて、そういう考え方もなるほど当てはまるかもしれないなと、最近会った小中学生の顔を思い浮かべながら思ったりした。等価交換、文化資本と階層差についての指摘なども。
読了日:08月30日 著者:内田 樹
独立国家のつくりかた (講談社現代新書)独立国家のつくりかた (講談社現代新書)
最近読んだ中で最も刺激的だった本。思想の面では、「無意識社会」など用語の定義に疑問が残るものの、ただただその実行力・行動力に脱帽するのみです。35年ローン組んでまで家なんて欲しくないと私も思う派だからこう思うのかな、意見が割れそうな本。でも、こういう人が社会を変えていくんだなと感じました。
読了日:08月26日 著者:坂口 恭平
私たちには物語がある私たちには物語がある
これから読みたい本をたくさんみつけることができて、とても満足しました。書評の書き方の参考にも。
読了日:08月26日 著者:角田 光代
白い犬とワルツを (新潮文庫)白い犬とワルツを (新潮文庫)
最愛の妻を亡くし、死を視野に入れて生きる年代の男性のもとに白い犬が現れるというストーリー。正直、私はそこまで話に入り込めなかったけれど、60歳以上の人が読むと涙腺が緩むのは間違いないだろうなと思った。
読了日:08月24日 著者:テリー ケイ
切羽へ切羽へ
島という空間的に限定された世界で生きる夫婦を軸に島の人たちの人間模様が静謐に描かれている。第139回直木賞受賞作。印象的な台詞は「バカみたいに踊ったり、やみくもに走ったりすると、どこかに着くような気がするんですよ。あるいはわあっと叫んだとたんに、トランプが裏返るみたいに、今までいたのとはべつの世界に自分は立っているんじゃないか。そういうことが起きるんじゃないかという期待を捨てられないんです。そういうことってありませんか」(p131)
読了日:08月24日 著者:井上 荒野
産まない女産まない女
小説としては、とても楽しく読めました。 ただ、主人公の女性が3回も堕胎してしまうところ、特に、最後の相手の子供を妊娠したにも関わらず堕胎してしまうところが納得いかなかったです。心理面をもっと詳細に描けばもう少し読み方が変わってくるかもと思いました。
読了日:08月16日 著者:栗原 美和子
チャイルド・フリー―子どもがいない女の生き方チャイルド・フリー―子どもがいない女の生き方
1993年出版なので、20年前の本。図書館で見つけて、その古さに多少たじろいだのですが、とりあえず読んでみることにしました。 内容的には、そこまで古さを感じなかったし、キャリア志向の女性の事例ばかりでもなかったので(でも事例としてはやはりキャリア第一の女性が割合的に多い)、参考になったケースもありました。
読了日:08月16日 著者:スーザン・S. ラング
ハラスのいた日々 (文春文庫)ハラスのいた日々 (文春文庫)
愛犬への愛情が伝わってくる本。 私も犬を飼っているので共感しました。
読了日:08月16日 著者:中野 孝次
「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)
心理学というよりも哲学の本。 パスカルゲーテ夏目漱石中原中也横尾忠則など、哲学者や芸術家の著書からの引用が多く、いろいろな本を読んでみたくなりました。 欲望と愛情の分類と説明が秀逸でした。
読了日:08月16日 著者:泉谷 閑示
ソロモンの犬 (文春文庫)ソロモンの犬 (文春文庫)
読了日:08月14日 著者:道尾 秀介
<ほんとうの自分>のつくり方 (講談社現代新書)<ほんとうの自分>のつくり方 (講談社現代新書)
「自分とは何か」というアイデンティティを巡る問いは死ぬまで続いていくらしいです。 この本は、「自分は何か」という問いの仕方を一歩進めて、「自分はどのような物語を生きているのか」という自己物語の視点から自分という存在を眺めてみようという趣旨で書かれている。新鮮だったのは、「聞き手としてふさわしい相手を選ぶ」必要性について書かれていた点。語ることで自由になっていく感覚は理解できていたけれど、確かに、聞き手によって、語り方も変わるし、聞き手の視点も変わるものですよね。語り変える友達を持つことの大切さは、語り尽く
読了日:08月10日 著者:榎本 博明
人間失格 (集英社文庫)人間失格 (集英社文庫)
物事を突き詰めて考えてしまう、必要以上にギリギリのところまで自己批判してしまう姿が思春期の自分に重なって読めた。他人と共生していくには、ある程度「演技する」必要があるという当たり前のことを深く考える機会になった。傑作。
読了日:08月07日 著者:太宰 治
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
読了日:08月03日 著者:ちきりん

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