2012年2月13日 - 2012年2月19日の読書メーター

読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1302ページ

■家族の痕跡 いちばん最後に残るもの (ちくま文庫)

家族の痕跡 いちばん最後に残るもの (ちくま文庫)家族の痕跡 いちばん最後に残るもの (ちくま文庫)
斎藤 環

筑摩書房 2010-06-09
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精神分析に依るところの多い精神科医である著者が「家族システムのいい加減さ、不純さ、強靭さ」(p9)について語った本。ダブルバインド、AC、ひきこもりの性差、対幻想を否認する女性、負け犬は吠えるがエディプスは続く、「勤労の美徳」なる概念、見せるための夫婦について、など。読みながら私も「家族」についていろいろと考えたけれど、余計にこんがらがってわからなくなった。本当にわからないな、家族って。
読了日:02月19日 著者:斎藤 環
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/16786385

■かわいいお取り寄せ―甘いお菓子を、お茶の時間や贈り物に (セレクトBOOKS)

かわいいお取り寄せ―甘いお菓子を、お茶の時間や贈り物に (セレクトBOOKS)かわいいお取り寄せ―甘いお菓子を、お茶の時間や贈り物に (セレクトBOOKS)
甲斐 みのり

主婦の友社 2011-04-15
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本当に可愛い品ばかり♪価格も手頃なものが多く、電話やネットで買える商品ばかりなので入手しやすい。季節のお菓子では、福寿堂の山の苞が一番好きです。茶丈藤村の雪あかりも素敵。
読了日:02月17日 著者:甲斐 みのり
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/16785733

■砂の上のあなた

砂の上のあなた砂の上のあなた
白石 一文

新潮社 2010-09
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主人公の美砂子を軸に、父親の周一郎をめぐる女性関係、うつ病を発症した元恋人の高藤、そして夫となった直志などの人間関係が複雑に絡んだ話。 妊娠を望む女性を宇宙飛行士にたとえたりしていて面白いなと思ったりも。 誕生と死。 血縁者と他人との人間関係。 「生きる」ことにまつわるいろいろなことを考えさせられました。
読了日:02月17日 著者:白石 一文
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/16785432

■親殺し

親殺し親殺し
芹沢 俊介

エヌティティ出版 2008-09-29
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「親殺しには子殺しがん先行している」という考えのもとに過去の事件を考察てくれている本。子供を殺す要因として、「教育家族」「離婚」「対人関係」「社会的コンプレックス」の4つが挙げられている。ただ、最終章のほうのまとめ方が、仏教思想に流れすぎていて唐突に感じました。
読了日:02月16日 著者:芹沢 俊介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/16785452

■モンスター

モンスターモンスター
百田 尚樹

幻冬舎 2010-03-25
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整形を繰り返す女性の話。普通の人は整形を繰り返すと、性格が暗くなるらしいけれど、この主人公は逆に明るくなっていくのが特徴。整形をするために風俗で働いたりもする。描写がリアルでした。昔の恋を引きずっている姿が古風で素敵でした。
読了日:02月16日 著者:百田 尚樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/16663165